減算されたからといって悪い事業所とは限らない!大切なのは支援の中身🧠💬
減算=質が低い、ではないことに注意
今回の介護報酬改定で、訪問看護におけるリハビリの提供体制によっては減算対象になるケースがあるとお伝えしてきましたが、ここで一つ大事なポイントがあります。
それは、減算されているからといって、その事業所が悪いというわけではないということです❗️
リハビリ特化型の事業所も価値がある
たとえば、次のような事業所は減算の対象になりやすいですが、それはあくまで「報酬上のルール」によるもので、支援内容そのものが問題というわけではありません👇
- 療法士(PT・OT・ST)が多く在籍しており、リハビリに特化した体制
- 医療処置よりも機能訓練やADL向上を重視したサービス提供
- 看護師の訪問は少なめだけれど、リハビリ効果を重視したプログラムを実施している
このように、利用者のニーズに合った形で支援している事業所も多く存在します👏
報酬はあくまで制度上の調整
今回の減算ルールは、「訪問看護」の定義に基づいて報酬を調整する仕組みであり、サービスの質を直接否定するものではありません。
制度に合わせた報酬体系の変化なので、「減算=質が低い」と短絡的に判断してしまうのは避けたいところです😌💡
ケアマネはニーズに応じた選択を
ケアマネとして大切なのは、「制度上どうか」ではなく、「その利用者にとって最適なサービスは何か?」という視点です👀
- リハビリで在宅生活を維持できている方
- 看護処置が少なく、身体機能訓練がメインの方
こうしたケースでは、減算対象の事業所が合っている場合もあるのです。
報酬の仕組みに振り回されすぎず、利用者にとって本当に必要な支援を選べる目を持っておくことが、今後ますます大切になってきます✨