支援の質はチームの連携で決まる 情報交換で押さえたい基本のポイント🧩📞
kaigocolumn情報は“つなげてこそ活きる”🔗
ケアマネの仕事は、情報を集めるだけでは終わりません。
大切なのは、その情報を他の支援職とどう共有し、どう支援に活かしていくかです。
訪問看護、リハビリ、ヘルパー、福祉用具のスタッフなど、関わる職種が多いからこそ、情報交換の精度が支援の質を左右すると言っても過言ではありません😊
連携がスムーズにいっている現場には、いくつかの共通点があります。
今回は、情報交換で大切にしたい4つのポイントをご紹介します。
共通の言葉で話す🗣️
「この人は介助が必要です」
このひと言でも、職種によってイメージが違うことはよくあります。
- リハビリ職：「起き上がりに少し手助けが必要」
- ヘルパー：「着替えや排泄も介助が必要」
というように、“介助”の捉え方に差があると、支援内容にもズレが出てしまいます。
そこで役立つのが、共通のフレームや評価基準。
さらに、「朝は立ち上がりに時間がかかる」「入浴は全介助」など、具体的な場面を伝えることが理解を深めるコツです✨
データと現場感覚のバランス⚖️
数値は重要。でも、数字だけでは見えないこともたくさんあります。
- 血圧は正常だけど、最近元気がない
- 歩行は自立でも、実際は家具につかまりながら不安定に歩いている
こういった“現場感覚”を伝えるには、生活の中の様子と組み合わせて情報を届けることが大切です👀
「○○という数値ですが、こういう状況で見守りが必要です」
といった伝え方が、チームでの理解を深めるカギになります。
役割分担を明確に📌
「これは誰がやるの？」「どこまでが私の担当？」が曖昧なままだと、支援の重なりや抜けが起きやすくなります。
- ○○の声かけはヘルパーが担当
- 服薬確認は訪問看護が継続
- 再アセスメントは次回のケアマネ訪問時に
など、“誰が・何を・いつやるか”をはっきりさせておくことが、チーム連携を円滑にするコツです🔄
最新情報は“こまめに”が安心📲
高齢者の体調や生活状況は、日々少しずつ変わります。
だからこそ、「連絡をためこまない」関係性が支援の土台になります。
- 小さな変化でもLINEや電話で共有
- ちょっとした報告もメモで送信
- 気になる様子はその場で相談
こうした日々のちょっとしたやりとりが、トラブル予防や早期対応につながるのです📬
ケアマネの本音🤝
ケアマネの声
「お互いが“情報を出し惜しみしない”って気持ちがないと、うまくいかない。
現場でギスギスするのは、大体そこに原因があります」
「言わなくてもわかるでしょ」は通じません。
“伝える努力”と“受け取る姿勢”の両方があって、連携は初めて機能するんですよね🌱
おわりに🌼
情報交換は、支援チームの血流のようなもの。
滞らず、スムーズに循環していれば、利用者さんの暮らしも安心につながります。
明日も「伝わる言葉」「気づける感覚」「関われる距離感」で、
チーム支援を一緒につくっていきましょう😊🧡
