訪問看護計画書、どうやって作る?

訪問看護を始めたばかりの頃、「訪問看護計画書ってどう書いたらいいの?」と迷った経験、ありませんか?
私も最初は何から手をつけていいか分からず、たくさんつまずきました💦
でも、基本を押さえれば自然と書けるようになります✨

今回は、訪問看護計画書をスムーズに作成するために私が意識していることをお話しします📖

主治医の指示書とケアプランの確認から始めよう🩺

訪問看護計画書を作成する前に、まず大切なのが「情報の整理」です。
その利用者さんにどんな医療的ケアが必要なのかを把握するために、

  • 主治医の指示書
  • ケアマネジャーからのケアプラン
  • 利用者さんとご家族の希望

これらをしっかり確認します👀
ここがブレていると、後々のケアにずれが出てしまうので要注意です⚠️

利用者さんの「今」と「これから」をイメージしよう👨‍🦳➡️🏡

次に考えるのは、今の状況とこれからどうなっていってほしいか。
たとえば「現状、歩行は難しいけど、リハビリを通じて室内移動ができるようにしたい」など、現実的なゴールを設定するのがポイントです💡

大切なのは、「できていないこと」に目を向けるのではなく、「どうなりたいか」を一緒に考えることです☺️
ご本人の生活背景や目標に合わせてプランを立てていくと、より具体的で伝わりやすい計画になります📅

難しい言葉より、やさしい言葉を使おう🗣️

訪問看護計画書は、医療者だけでなく、利用者さんやそのご家族にも読んでもらうものです。
だからこそ、「誰にでもわかることば」で書くことが大切です🧠✨

専門用語ばかりだと、「結局これは何のためのケア?」と伝わりにくくなってしまいます。
たとえば、

  • 「安楽な呼吸状態を維持する」→「息苦しさが少なく、穏やかに過ごせるようにする」
  • 「バイタルサインのモニタリング」→「血圧や体温を確認して、体調の変化に早く気づくようにする」

こんなふうに、わかりやすい言いかえを意識しています🧩

目標は具体的に、期限も忘れずに⏳

「目標」はふんわりした言い方だと、評価も曖昧になります。
なので、できるだけ「いつまでに、何が、どうなっているか」を明確に書くのがコツです📝

例:

  • 「2週間後までに、1日1回の排便が安定する」
  • 「1か月以内に、週3回のデイサービス利用を再開できるよう支援する」

こう書くと、他職種との情報共有もスムーズになりますし、自分自身の中でも達成度が測りやすくなります📊

実際の訪問での変化はすぐ記録に反映🔁

訪問中に変化があった場合、早めに計画書の見直しが必要です。
「なんとなくズレてきたかも…」と思った時点で、評価→再設定をするようにしています🔍

一度立てた計画書に固執せず、柔軟に更新していく姿勢も大事ですね✨


訪問看護計画書は、「紙の書類」というより、利用者さんのこれからの暮らしを一緒に考える設計図のようなものだと思っています🏡💕

書くたびに悩むこともありますが、振り返れば利用者さんと向き合う大切な時間です。
この記事が、これから訪問看護計画書に取り組む方のヒントになればうれしいです😊🖋️


参考URL:訪問看護計画書のコツとは?